言葉はいつも
以前友だちと
「どんな人と付き合いたいか」について話したことがあった。
「道歩くとき、車道側歩いてくれる人」
「荷物の重さに関わらず、持とうか?って聞いてくれる人」
「階段降りるとき、手貸してくれる人」
「エスカレーターで下側にいてくれる人」
「レストランでイスをひいてくれる人」
彼は全部覚えていてくれて、
全部気を付けていてくれた。
でも、そんなことしなくても
私はちゃんと好きだったよ。
気を遣ってくれなくても
私はちゃんと楽しかったよ。
私はもっと、
一緒に笑っていたかったんだよ。
先日彼氏と別れた彼女から
そんな話をきいた。
互いに想いあって
一緒に時を過ごしていても
言葉にしなければ
伝わらないこともあるだろう。
だけど、
想いすぎて
言葉はいつも、
想いに足りない。